第38回大会のおしらせ

日本思春期青年期精神医学会第38回大会のご案内

『子どもの育ちをとらえなおす―生活と治療のあいだ―』

 

子どもをはぐくむ生活環境は、家庭を中心に、学校・福祉・医療の関与支援のもとに展開されています。さまざまな場所で子どもたちが生活し、育つプロセスにおいて、子どもたちが主体的・能動的に何を始めようとするのか、それを支え、見守るのが大人の役割といってよいでしょう。

なかでも、対人コミュニケーションの不得意さを抱えていたり、家庭内で葛藤があったり、不安焦燥が強まりこだわり行動が出現するような場面では、主体性・能動性の発揮を支える場として、とくに学校・福祉・医療が重要な役割を担っています。家庭から離れた場で、子どもたちの生活に焦点を当て、生活と治療のあいだを生きる子どもたちをどのように見ていくか、いま一度とらえなおしてみたいと思います。

本大会では、思春期の生活を軸に治療を再構成する試みとして、國分功一郎氏をお迎えし、生活における「暇と退屈」「意志と責任」「行為のコミュニズム」などの観点から、子どもの主体性・能動性の回復や成長について考えます。二日目には、MBT-A、AMBITなど、最近の治療実践をもとに、生活と治療をつなぐ手がかりを探ります。

子どもたちが生活を送るうえで主体的・能動的に「生きる」ことを取り戻すために、生活と治療のあいだをもう一度見つめなおす、そんな対話の場となることを願っています。

多くのみなさまからご発表・ご参加をいただけますよう、お願い申し上げます。

日本思春期青年期精神医学会 会長 松田 文雄

第38回大会大会長 河合 健彦

 

 

会 期:2026年7月25日(土)・26日(日)

会 場:高崎市総合保健センター(高崎市高松町5-28)

大会事務局:特定医療法人群馬会 群馬病院(高崎市稲荷台町136番地)jsap38th@gmail.com

 

※演題募集は2026年2月ごろ、参加申し込みは2026年4月ごろに、本学会の大会ウェブサイトからお申込みいただける予定です。